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いま学生マンドリンオーケストラに求められているのは“モチベーション・リーダー”
近年、学生マンドリン合奏人口は減少の一途をたどっている。これには文化・価値観の多様化に因るところも大きいが、やはり学生が様々な要因から、サークル活動に時間とエネルギーを割けなくなっていることが大きな要因であると見る。
そこで重要となるのがリーダーの存在であるが、単なるプロジェクトリーダーやオピニオンリーダーではなく、サークル全体のモチベーションを牽引するモチベーション・リーダーの重要性を主張したい。
サークル活動は任意の活動であり、言ってしまえば、辞めたいならいつでも辞められるものである。また、活動を通して得られる利益は保証されておらず、にもかかわらずコスト―金・時間・労力は馬鹿にならない。したがって、個々人がサークルに投じるコストは、各々のモチベーションに懸っている。
では個々人はどうやって己のモチベーションを管理するか? それは、周りを見て決める。ほとんどの学生はそうである。あの人があんなに頑張っている、だから僕も私も頑張ろう。そういうことである。一般に、モチベーションは次の世代に引き継がれていくが、n代目のモチベーションの強さをMnとすると、Mn+1 ≦ Mnが成り立つ。すなはち、ある世代が前の世代以上のモチベーションを持つことは稀であり、だからこそ上位学年は高いモチベーションを維持して後の世代に“背中を見せ”なければならないのである。
そして、学年全体・サークル全体のモチベーションをリードするのがモチベーション・リーダーである。モチベーション・リーダーの役割は、とにかくやる気満々であること。そして、サークル活動の魅力・それにのめり込むことのメリットを力説できなければならない。これには、高度な自己犠牲奉仕精神とコミュニケーション能力が求められる。あなたにはそれができますか?
マンドリンに限ったことじゃないですねww
2009/07/24 (Fri.) Trackback() Comment(0) マンドリン
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