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21. 拡張型現実を提供する鏡ディスプレイ
背景と目的 : 古来より人は、鏡や水面に何らかの映像が映るという願望を抱いてきた。たとえば鏡に30年後の自分の姿が映るとか、池を覗きこんだら地獄の光景が見えるなど。すなわち、反射物は平面上に映像を提示するメディアであるという直観が有されてきたのである。
そこで今回は、鏡の中の映像に、周囲の光景と3DCGを同時に表示する拡張型現実ディスプレイを提案する。これにより、たとえば鏡に映る自分の顔にヴァーチャルのサングラスをかけるなどの体験が可能。
内容 : ハーフミラーかマジックミラーのようなものの背面からプロジェクタで3DCGを投影し、前面の反射像と合成して拡張現実映像を作り出す。3DCGはユーザの位置・視点同定装置と連動しており、ARToolKit等を用いてユーザ視点と一致したオブジェクトがリアルタイムに生成される。
考察 : 鏡面表示もARToolKitでのCG合成も実現されているが、両者を組み合わせた非没入型のものはまだ無いと思う。鏡の中の自分に変化が起こるというインタラクティヴィティも新しいのだ。
感想 : なんて下手な説明だ!
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2009/08/04 (Tue.) Trackback() Comment(0) 日々のアイディア
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