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23. 物体形状ディスプレイを用いた多機能チェア
ついに過去のアイディアのアプリケーションが始まる。第1弾は第1回目の応用。
背景と目的 : ソファとベッドは場所を取るのでひとつにまとめたい。実際、ベッドをソファ代わりに使用している(あるいはその逆)ケースは非常に多いが、やはりベッドとソファそれぞれ一方にしかない機能がある。
そこで、本コーナー第1回目で提案したパイプマトリクスによる物体形状ディスプレイを応用し、ベッドにもソファにも変形できる多機能家具を提案する。
内容 : まぁようするにただ変形するだけです。パイプ高さマップを入力すると自在に変形。アクチュエータに力センサを組み込んでマップをリアルタイム更新すれば、感触制御もできる。図1がソファモード、図2がベッドモード。精細度は16×32。
サービス展開としては、webからマップファイルを購入すれば色々な形・固さの家具が構成可能、というようなスタイルが考えられる。もちろん自分で作ることもできる。
考察 : パイプの先端の上に寝そべるなんて痛そうと思われるかもしれない。でも各パイプがぎっしり密に並んでいれば圧力が分散して痛くない、ということは容易に想像できる。剣山だって掌で押してもそんなに痛くない。さらに上に毛布をかければ? 素敵なベッドの出来上がりだ。まぁ16×32で本体重量100kg超、価格数百万円とかになりそうだけど。
2009/08/06 (Thu.) Trackback() Comment(0) 日々のアイディア
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