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24. マンドリンオーケストラのための自動編曲ソフト
背景と目的 : 一般に、マンドリンオーケストラのための編曲作業は「階数落ち編曲」(オリジナルよりパート数が減る編曲)であることが多く、原曲のフレーズを取捨選択し、最適なパートを選定する必要があるため、アレンジャの負担になる。
そこで、原曲フレーズの取捨選択と最適パート選定を行うためのモデルを立て、マンドリンオケ編曲を支援するソフトウェアを提案する。
内容 : 原曲フレーズの取捨選択に関しては、本コーナー第16回目で提案した“和音の冗長性排除によるMIDI音源利用効率向上”の方法論を応用できる。冗長な構成音を排し、また、フレーズとして意味のある音形と分散和音などを認識・重みづけし、必要なものを優先的に抽出して残せばよい。
最適パート選定については、割り当てる音の音域に応じて適してパートを対応付ける。細かいアルゴリズムは考えてない。
考察 : 別にマンドリンオケに限ったことではあるまい……しかしあったらいいなこういうの。
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2009/08/07 (Fri.) Trackback() Comment(0) 日々のアイディア
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