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2024/11/22 (Fri.)

2009
08
12

京都大学マンドリンオーケストラ 広島演奏会

  行ってきました。京都大学がやってくる!ということで昨年の同志社大学マンドリンクラブ 倉敷演奏会並みのスーパープレイを期待していったのですが……

PA0_0061.JPG

  受付でmちゃんkちゃん(市大Mn.)がバイトしてましたよ。

  1曲目は当方のミスで遅刻。てか遅刻者多っ! ホワイエにたむろする数十人。ちっちゃいおじさんが近づいてきたと思ったらs田でした。で1曲目終了、2曲目前にぞろぞろと入場する数十人。転換時間が長くて助かった!
  で、2曲目(1部最後)。何とホルストの木星です。この曲には個人的なトラウマがあるのですが、まぁ今はそんなことは関係ない。編曲はあの小穴雄一先生。昨年の定演でアマデイのガヴォット・セレナーデの編曲を使わせていただきました。
  ん? コントラバスにN安サンがいる!? なぜなぜ!!? とっても楽しそうにコントラバスを構えるN安サン。こりゃ一体どういうことか……ん、ただ似てるだけだった!!w   あぁいう名物男的なヒトはどのオケにもいるのでしょう…w
  原曲どおり、高音のタララタララタララからスタート。うむ、ちょっとテンポ遅くないか? なんかキレが無いなぁ。まぁこれからか。指揮者(チーフコンダクタ)の男性はB4だが20代後半ぐらいに見える渋いヒト。個人的にはなかなか男前だと思うんですが。「ブラックジャックによろしく」(原作)の宇佐美先生に似て…似てないか気のせいかw
  パーカスはフル編成でなんともゴージャス。しかしお約束のようにシンバルがズレる。まぁこれはしょうがないか! タイミングはともかく、音量バランスは整っていたのは評価できますね。こんなアウェイのホールで、エキストラは現地調達。パーカス練はほぼ本番リハのみでしょう。そうした環境で音量調整が上手くいったのは素晴らしい。さすが京大です。音量調節と言えば個人的には序ニ短ゴニョゴニョイントロというトラウマが…まぁいいんだそんなことは。そういえばエキストラでひがマンや広大OGのお方も出ておられましたねぇ。
  それより注目はローネです。チェロパの2人が持ち回りで演奏してましたが、とにかくめちゃくちゃ根性ありそうな顔しとられる!!   これぞローニスト! 特に男性のほうはまさしくサムライの顔。カッコよすぎるぜ……これだからローネはやめられない。
  そんなこんなで演奏についてほとんど触れてませんが、うーん何かもうちょいだよね。地味。でもコントラバスの高速ハイポジに懸けた努力は見逃しませんでしたよ。

  それより問題は第2部。ステージ最前列にTシャツ・ジーンズ姿の男女6人が立ち、レッツゴー拍子(死語?)を開始。ウォーターボーイズですね、懐かしい。しかし手拍子の音量が大きすぎないか…?w   ん?おい!それより手拍子要員の一部がまったく楽しそうじゃないぞ! なんだこれは。めくるめく不条理とシュールレアリスムの世界に突き落とされました。ネタでやってんのかなぁ……w   てか指揮者(サブコン)がセーラー服! なかなか勇気がいったかもしれませんね。
  少年時代は桑原康雄先生編曲作品ながらちょっと微妙。「おもいでのあとさき~」からAメロに帰る直前のドミナント1拍が無かったのがどうにも不自然だ。オリーブの首飾りは指揮者が照れを捨てきれてないのがいかん。もっと演じろ。performしろ!と言いたくなる。
  つうかどうも曲の合間合間がなんかグダるなぁ……アナウンスも無駄な間があるし…指揮者礼はそんなに必要か?  もう少し演奏以外のことに気を配ったほうがいいかもしれない。部分最適より全体最適だ。
  Summerは前半・後半を分ける必要はあったのだろうか。でもまぁバッキングのドレミレミレミレというミニマル・リフが再現されていたのは良かった。ただそれならピチカートの再現やAllegro,12/8以降の第2主題もやればよかったのに、と若干の不満が残る。メロと伴奏がたまに半拍ずれるのも怖い。

  そして第3部。最初はマネ夫のコキョナシ(マネンテの「国境なし」)。これはちょっと久々にグッときた……というのもCoda前のaccel.が……十分にかからなくて……Coda突入寸前で一気にスピードアップ!! うわぁぁあ安定限界突破しちゃいますよお姉さぁ~ん!! 位相遅れπ/2!! 何とも強引にCodaに突入しちゃいました。言わばすべりこみCoda。まぁこれぐらいハジけた演奏のほうがボクは好きですけどね。
  2曲目はアマデイの綺想的間奏曲。恥ずかしながら初めて知りましたこの曲。曲調は典型的な複合3部形式のガヴォット。ローネがいい味出してました。
  3曲目は言わずと知れたボッタキアリの交響的前奏曲。まぁ…無難な演奏かな…。寝てたわけじゃないからねっ!!

  終演。アンコールは無く、カーテンコールと奏者全員によるお辞儀が2,3回繰り返されて終了。全員お辞儀って要りますかねぇ…こっちじゃあんまり見たことないなァ。
  なんというか、全体的にうーん…グダってたというか…もう1歩というか…まぁ長旅でお疲れだったんでしょうかね。演奏旅行ってこんなもんか。でもロビーで出演者全員が並んで観客にお礼を言ってたのは非常に好印象。こっちではこういう習慣あんまりないもんね。うん!でもやっぱり演奏はグダグダだった!

  しかし個人的総合評価は星4つ(満点:5つ)!  なぜなら、

コンミスが可愛かったからーーーーーーー!!!




なんちて!サーセンwwwwwwwwwwwwww
でもコンミスがチーフコンダクタを信頼している様子が伝わってきて、何か良かったです。

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2009/08/12 (Wed.) Trackback() Comment(0) マンドリン

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