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33. 視線履歴を蓄積・表示するARシステム
背景と目的 : 人間が行動する環境中においては、無数の人々が行き来し、必要に応じて色々なものを目視する。それで特に街中などで人々が何に注目しているかが分かれば、広告設置の効果向上などに利用できそうな気がする。また、それを可視化するだけでも面白い。なんてゆうかインタラk(ry
そこで、人がモノに投げかけた視線をがんばって推定し、記憶・表示するシステムを提案する。たくさん見られるものはたくさんの「被視点」が投影されて真っ黒になる、みたいなイメージ。
内容 : 高精細監視カメラで行き交う人々を撮影し、各人の頭部と眼球の姿勢から焦点と視線方向を推定、何を見ているか(すなわち「被視点」の空間座標)を割り出す。そのデータをコンピュータ上で撮影画像に射影すれば、注目されている箇所が可視化できる。
また、画像と実環境との座標対応を取り、「被視点」をプロジェクタなどを用いて実際に対象物体へ投影することで、行き来する人々自体に「みんなが注目している箇所」を提示できるようになる。
考察 : がんばれば実現できそうだ。注目点投影を行うと、正のフィードバックが生じると予想される。すなわち、注目されている場所にはより注目が集まるんじゃないかな。
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2009/08/22 (Sat.) Trackback() Comment(2) 日々のアイディア
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つまり、「どこ見てんのょ!変態!」を定量的に示す装置ですね。わかります。
骨折男 2009/08/28 (Fri.) 21:35 edit