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【論文紹介】バイオリン奏者にみられる顎の変形について
こんばんは、abeです。今日のトピックは珍しい歯科医学系ですよ!
“バイオリン奏者にみられる顎の変形について”
(Mandibular deformation among violin players),
本田,大阪歯科学会,The Journal of the Osaka Odontological Society 66(2) pp.34-35,2003年6月
たった1ページの要旨ですが、着眼点が非常に面白い。バイオリン弾きは顎が歪むということに基づいた調査研究です。専門用語満載でよく分からんが、顎変形に関して1~5%ぐらいの危険率で相関が認められたらしい。サンプル数が少ないのがちょっと残念ですね。
しかし器楽奏者の体の変形というのはよくありそうです。毎日何時間も演奏するわけですし。マンドリン弾きは足を組むから背骨が歪みそうですね。そして右腕だけ異様にたくましくなる。あ、弦楽奏者は左手の指が長くなる、とかもありますね。m田いわく、押弦動作の繰り返しで指が微細骨折を繰り返し、超回復により成長するらしい。たしかにボク(ギター暦いちおう伊達に10年)の指も、心なしか左の方が長い気がする(図1)。
というわけで皆さんのカラダも変形してませんか? たとえばラッパのマッピを斜めに当てていたために、唇が歪んでいるとか……
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2009/10/02 (Fri.) Trackback() Comment(4) 論文紹介
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もしかしてそうなのか・・・・・
斜め 2009/10/03 (Sat.) 11:19 edit