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本日のカリー ~スライドダンパローラー~
どうも、abeです。眠いです。
今日は鬼のように来客がありました。昼だけで72名来たそうです。しかも予約無しで3~5名というパターンが多い。3名以上で来る場合は予約していただけると助かります。本日のカリーはビーフ、ほうれん草、マッシュポテトのチーズカリーでした(図1)。幕末古写真ジェネレータを用いてレトロに加工してみました。
そういえば話は全然変わるんですが、今20代の男性は子供の頃ミニ四駆をやっていた方が多いと思います。それでスライドダンパローラーってあったじゃないですか。バネが付いててコース壁にローラーが当たったときの衝撃を吸収してくれるっていうやつです。あれ、今思うとすごく画期的ですよね。要するにサスペンションのローラー版なんですよ。しかも何とバネとグリスが3種類ずつ付属していて、機械的インピーダンスを調整できるんですね。3×3で9通りの組み合わせになりますが、グリスの配合を変えれば無段階でダンピング成分を変化させることができます。理論的には。
まぁ賞味な話、そこまで細かいチューニングで走りに差が出るかといえば疑問なところです。しかも大きなデメリットとして、スライド機構を備えているのでローラーを支持する2重構造の台が必要となり、結構重くなります。さらに言えば、ローラーとコース壁が接触したときの衝撃はそこまでクリティカルな問題にはならない場合が多いです(たまにコースアウトしますが)。
ではスライドダンパローラーの存在意義は? これは、子ども達のメカニカルなモノに対する興味を伸ばしたり満足させたりする目的があったんではないでしょうか。いや、というよりもむしろ開発スタッフ側の嗜好を満たすため、というところが大きかったんじゃないかという気もします。ミニ四駆はその構造上、サスペンションを取り付けられません。しかし何とかして機械システムによるショックアブソービング機構を組み込みたい。これは男のロマンであり、スタッフ達の長年の夢だった。そこで注目したのがローラーです。ここにならサスを付けられる!と。
斯くしてミニ四駆誕生十数年目にして(たしか95年ごろ)スライドダンパローラーは世に売り出され、ミニ四ファイターなんかで紹介されちゃったりして、ボクももちろんホイホイと購入しました。結構人気があったようで、フロントバンパに取り付けるフロントスライドダンパローラーというのも発売されました。あ、もともとはリア用のローラーだったんでね。ボクもスライド機構をぐにぐに動かして悦に入ったりしたものです。この動きがショック吸収!ってさ。まぁ子供心にこりゃァ重いだろうとは感じてましたが……しかしこうしてシーズベースのアイディアが商品になるってのがホビー業界の素晴らしいところですよね。
というわけでまったく関係ないミニ四駆GUP(Grade Up Parts)の話でした。いやね、バイト中に思い出してずっと気になってたんですよ。ただそれだけです。では明日は早起き頑張ります。
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2009/04/19 (Sun.) Trackback() Comment(0) カレー
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