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マンドリン回想録 弐拾壱 ~06年度学祭!LDF編~
このころLDFはどんな活動をしていたのか? はい、吹奏楽部室の使用禁止をやんわりと告げられ、しょうがなく電音のスタジオを借りるため電音に入部し、部費払って調整会議にも出たりしてました。サイバさんは8万ぐらいのレスポールと結構高そうなデジタルエフェクタを買い、AtoCは電子ドラムセットを買い、リーダーはヴォーカルのレッスンに通い……でもボクは兄から借りたヴァイオリンベースを所持するのみ。一番安上がりww まぁワープアでしたから。今もか。
しかしボクは結構寝坊で練習出なかったりということが相次ぎ、他メンはともかくリーダーはキレかけていました。最低なバンメンだよわしは。まぁそれでも部活やバイト(や勉学)の合間を縫ってシコシコと練習し、何とかカタチにしていったわけです。
演奏曲目は以下の通り。
・月明かりの下で
・季節外れの風鈴
・蒼い霹靂
・KAZEの唄
・ブロッコマンのテーマ
どれも(個人的に)懐かしの名曲ばかりです。蒼い霹靂はT.M.R.、それ以外はオリジナルでリーダー作。リーダーの作品は標題音楽のブロと呼ばれるだけのことはあって、どれもストーリーがあります。「月明かりの下で」は月明かりの下で吸血鬼になってゆく男の壮絶な姿を描いた物語! 「季節外れの風鈴」は君と夏の日に過ごした思い出が懐かしくよみがえってくる物語! そして「KAZEの唄」は、失恋したリーダーの心情を描いた物語! 実はあまり知られていないことですが、この歌は組曲「二つの心」の中の一曲なんですね。組曲というか、映画音楽を想定して作られている。失恋したリーダーの想いやそのバックグラウンド等が織り込まれた、実に深い曲だったのです。実は。音源とかあればうpしたいね、ぜひ。
こちらは本番前夜のサイバさんの投稿。
セイセイセイ。ギターのヒロキです。 あ~、すごく、緊張と不安…だ。明日は本番でつよ。そんな中、DEATH NOTEの映画は見ましたよ。セーラー服と機関銃は見逃しましたが。 あひぃ、もう蒸発しそう…だ。緊張とかで。絶対夢見るなこれ。 どれぇい!!おれがギターのサイバSだぁったぁ!
相当な緊張がうかがえますね。あひぃ、もう蒸発しそう…というフレーズが焦燥感を窺わせます。
んで、本番。ドレスコードは正装だったのに、ボク以外みんな普段着。どういうことだぁっぁぁぁぁぁあ!!! ボクは一人だけメガネにスーツという「LDF正装」で、ばっちり決めていきました。ステージ脇で待機していると、前の出場者が上手過ぎて一同ドン引きしました。あれはキツかった!
ちなみに機材オペレータはハエさん。いわゆる「LDF+」ってやつです。LDFはLDF+の真部分集合である。まぁオペレータといってもただデジタルエフェクタにプリセットされた番号を切り替えるだけですがw いちおうハエさんも何回かリハに参加し、ステージに上がったのです。おつかれ!
そしてついにステージ上へ。最初はリーダーのキーボードソロを経て、一気に月明かりの下へ突入したと思います。あのソロはアレのパクリなんですけどね……! ボクは曲の最後らへんになってボリュームツマミの不具合でベースが鳴らなくなるというハプニングに見舞われましたが、何とか終わりました。MCは「どうも~LDFです」みたいなノリでどうでもいい会話を繰り広げましたが、サクラギャラリの皆様が盛り上げてくださったおかげで何とかなりました。ラストのブロッコマンのテーマは本当に楽しかった!
そんなわけでLDF最初で最後のマトモなライヴはなかなかの盛況を経て幕を閉じたのでした。当時の日記はこちら。t 屋さん(市大Cb.,当時M1)からも「abeくんヴァイオリンベース似あってたよ」とお誉めの言葉をいただきました! さてここからLDFは、解散への坂道を転がり始めるのであった……
まぁそれはさておき、実は吹奏楽・マンドリン合同演奏会の幕開け前に、コラボ企画(笑)としてボクとリーダーのギター×ユーフォによる「リベルタンゴ」の演奏もあったのでした。ユーフォの音量にギターが勝てるわけないのでエレアコをカスなアンプにつないだのですが、音質はどこまでもカスでした。練習もロクにしてなかったので演奏はもっとカスでした。しかもタンゴらしさを出すために16分3連(?)のネイルアタックを入れたら、その瞬間最前列に座っていた女性が爆笑しました。あの屈辱は忘れられんね。
というわけで怒涛の06年度学祭はかなりハッスル。シンコペーションの原理、青春のリベルタンゴ、捨てられたパヴァーヌ、深夜の弟切草、知能実験、みんな懐かしいね。 次回はいよいよ定演大詰め!この次も、サービスサービスぅ!
2009/10/26 (Mon.) Trackback() Comment(2) マンドリン回想録
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ここから俺の黒歴史は始まった。
buro(リーダー) 2009/11/01 (Sun.) 21:36 edit