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蝿くんの決定的な誤解について
スタジオジブリ作品「風の谷のナウシカ」の挿入歌、「ナウシカ・レクイエム」。録音当時5歳であった久石譲の娘が特徴的な声で歌い、多くの人の記憶に残っているだろう。
これを蝿くんが歌うと何かが決定的におかしいという問題が以前より指摘されている。何がおかしいのかというと、音が1拍多いのだ。楽譜に起こすと明らかである(図1)。
図1(a). 正しい楽譜
図1(b). 蝿くんの歌う間違った楽譜
5/4拍子が挿入され、1拍増える(赤丸箇所)。なぜ1拍増えるのか。まったくもって謎である。しかしせっかくなのでこれを一般に拡張して、与えられたモチーフの終端音をn回繰り返して変形するという変奏方法を定めよう。これをH蝿変奏と名付ける。
というわけで変奏曲を作るときは活用してみてね!
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2009/12/08 (Tue.) Trackback() Comment(3) 音楽以前
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世界ってのはこーいうもんなのだよ。
H8E 2009/12/08 (Tue.) 08:32 edit