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こんな国に行った⑤ 香港・マカオ編
えー久々になりましたがこんな国に行ったシリーズ。
もうだいぶ前になりましたが2016年8月。プライベートで香港とマカオに行きました。
8/12~15の3泊4日、宿泊は香港島の湾仔(ワンチャイ)でした。
まずはLCCの香港エクスプレス航空で福岡から香港へ。香港国際空港からMTR機場快線などを利用し、湾仔のひとまずホテルへ到着しました。ホテル周辺は結構ごちゃごちゃしていたので若干迷いましたが、それよりもやっぱりアジア的・中華圏特有の熱気が溢れていてテンションが上がります。
ホテルは普通に英語が通じるし、やはり同じアジア人の英語は通じやすくて助かります。もちろんWiFiは完備で、Skype的システムを利用してるのであろう無料国際電話などのサービスもありました。デジタル系のサービスは日本よりアジアの方が遥に進んでいます。(日本が遅れすぎ)
で、初日の夜は香港公園をうろついたり、ローカル臭漂う若干汚い北京料理屋で晩飯食べたりして過ごしました。こういうところは英語が通じにくかったりします。中国語(普通語)は多少通じる場合があります。それらとジェスチャーを組み合わせて乗り切ります。
店内はマジで汚かった
そして2日目。マカオです。マカオといえば金太の大冒険ですよね。それ以外ほぼ予備知識のない状態で行きました。
共通語は広東語とポルトガル語なので、普通に看板やバスの行先表示にポルトガル語が見られます。アジアなのにヨーロッパ感を味わえる、コロニカルシティの醍醐味ですね。
あいにくの小雨でしたが、教会の残る街並み、例の壁だけのデカい教会、中央大砲台など一通り巡り、名物のエッグタルトも堪能してマカオを後にしました。ただ人が予想以上に多くて相当疲れました。ちなみにパスポートいります。
セナド広場周辺
例のあれ
俺の大砲
エッグタルト。とてもうまい
香港に帰還後は、ガイドブックに載ってる定番なお店に行こうということで、るるぶに載ってた飲茶の店へ。日本人観光客も多く、サービス品質も味も安定しています。値段はまぁそれなりでした。
これがヤムチャだ!!
ところで私のような旅行初心者にありがちですが、ありきたりな旅程は嫌だと言って闇雲に変なところに行こうとしたがる者がいます。やめたほうがいいです。定番なところに行くべきです。ガイドにも載ってない何もなさそうなところに行っても、たいてい本当に何もないです。時間と体力を浪費するだけです。
体力といえば、タクシーは非常に安いのでガンガン使って時間と体力を節約すべきですね。私のような無駄にこだわりのある初心者は、自分の足で歩いてこそのもの、現地の空気を体感し・・・などと考えてしまいがちですが、特に香港のような都市型観光地ではそういうこだわりは無駄無駄の無駄です!
3日目。
大陸側の九龍に渡り、観光スポットである尖沙咀と寧山路を観光しました。この辺はいろいろ見るものがありますが、とにかく都会です。
えびワソタソ麺─こういうのを見たかった
結構疲れました。ので、フットマッサージに行ってみようということになり、これまたるるぶに載ってた店に行ってみると・・・
くたびれたビルの7階あたりの薄暗い一室がマッサージ屋になってました。怪しい。ドアの前で躊躇しましたが、これも経験、ええいままよ!と入ったれば、建物の様に違わず怪しき老夫と中年の女が中にあり。女、余のるるぶを持ちたるを認めるや、鬼の首取りたるがごときに曰く
「ハイ!ハイ!JTB!載ってるね!入って入って!座って座って!」(英)
などと俄に色めき立ちて我らを強引に導けり。余、これボツタクリの類と畏怖し逃走を企図せるも、ここで逃げるは日本男児の名折れと思い直し奮起、徹底交渉を決意せり。施術開始前に内容と価格に合意を結ぶこと不可欠と決し、それ無しには指一本触れさせることもまかりならむ。まず着座を拒否し、仁王立ちにて女を真っ直ぐに睨み圧倒威嚇す。「何分で何ドルか。るるぶに書かれたる値は真か。」
女、初めは「そうそう!いいから座って早く!」などと茶を濁して我らを座らせようとけしかけるも、余、微動だにせず。「はっきり致せ。一人当り三十分で百八十香港ドルか。真か」と、相手がイエスと申すまで問い正せり。
女、遂にイエスと申し、それでも我らを急き立てり。斯様なものどこ吹く風、我ら悠然と施術席に就けり。肝要なるマツサアジであるが、可もなく不可も無し。終了後支払いたる価格は約束どおりの値なり。
そんなこんなで夜。最大の観光スポットである太平山(ザ・ピーク)へ!
ピークトラムというケーブルカーみたいなので登ります。これがもう大混雑。乗り込むときも右は韓国人、左は中国人、そして我々日本人の東アジア三つ巴大戦争や!!って感じでしたが、韓国人がいい感じに壁になってくれて我々はいい席を確保できました。
極東三つ巴大戦争
ピークタワーからの眺めは期待通りです。霧がものすごくて下がまったく見えなくなるとき、ふっと霧が晴れて一面に夜景の光が広がるとき、が交互に入れ替わり一大スペクタクルでしたよ!!
これが百万ドルの夜景だ
というわけで何か妙に長くなっちゃったな・・・また機会があったら次は向こうで年越しとかしたいですね。僕はあまり都会が得意でないので、都会での楽しみ方を身につけてから行ったらもっといいかなって感じです。
さぁ、次回のこん国シリーズはアメリカ編です!(8月以降) お楽しみに!
2017/02/01 (Wed.) Comment(0) 遥かなる
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