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苦境に立たされたエルピーダ
エルピーダといえば、1年半ほど前、ボクを筆記試験(SPI)で落とした会社です。これを受けてボクは
「エルピーダはあと5年持たない」
との見解を示しました。もちろん負け犬の遠吠えです。しかしながら、それが現実味を帯びてきた…とまではまだ言わずとも、かなり厳しい局面に立たされているのは事実です。
現在DRAMの世界シェアは1,2位を軒並み韓国の2社(サムスンとハイニックス)に持って行かれている状況で、エルピーダはだいぶ下のほうでマイクロン(米)と3,4位を争っている。5位だったドイツのキマンダは破綻。そこでエルピーダは、残りのシェアを持つ台湾のメーカーを丸ごと束ねて合併し、第2位に躍り出ようという考え。しかし現在の交渉は台湾にイニシアチブを握られ、「ボクらはマイクロンと合併することも出来るんだよ?」とおどしすかしをかけられているという状態です。以上、NHKの「追跡!AtoZ」“日の丸半導体 製造業は生き残れるか”より。
哀れエルピーダ! わしを落とした天罰が下ったのだ!!!
と、呑気にほくそ笑んでおりましたが、それだけ我が国の製造業は苦境に立たされておるというわけです。まさかアジア諸国に半導体製品のシェアを乗っ取られるなんて、10年前には想像できただろうか? 高度なものづくりが、どんどんアジアに流れていく。マジで日本の製造業に未来はあるのか。
というわけで理系の皆さん頑張りましょう。
2009/07/29 (Wed.) Trackback() Comment(0) 未選択
2009
07
29
15. 隠れマルコフモデルを用いたファッションセンスの評価
背景と目的 : 隠れマルコフモデルというのは一言でいうと「あると思います!」と「それは無いわ~」を区別するのに応用できるフィルタである(異議異論百出だろうが、ここでは敢えてそう言い切る)。
いっぽう、ファッションセンスなどというのは個々人の基準で決まるものであり定量的評価は難しいが、やはり明らかにダサいモノというのは一目で分かる。すなわち統計的評価が可能である。
そこで隠れマルコフモデル。
内容 : 服を着た人物の写真に対して、そのセンスの官能評価を行い得点を付けることn枚分(nはとても大きな数)。それらに対し、隠れマルコフモデルによって機械学習を行い(←この文章はおかしい?)、画像データの統計情報とセンス評価点のインデックスを作成。あとは評価したい写真(画像)を入力するだけ。
考察 : イケそうな気がするー! ただし出てくる評価は結構ざっくりな気がする(たぶん)。
2009/07/29 (Wed.) Trackback() Comment(0) 日々のアイディア
2009
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14. 複数のパラメータを用いる作曲家の特徴抽出
背景と目的 : 作曲家には個性があり、一人の作曲家が作る複数の楽曲には共通した特徴がある場合が多い。その特徴を定量的・定性的に抽出できたらいろいろ役立ちそうである(音楽検索など)。それが目的。先行研究[1]では主旋律の確率的規則のみを抽出基準に用いていたが、本案ではその他のパラメータも用いる。
内容 : じゃあどんなパラメータを用いるのか。
・和声進行
・副旋律
・頻出リズム
・楽式
これらを用います。
考察 : これらをどうやって自動抽出して定量化するかが大事なのに、今回は深く考えないでおく。
以上になります。それでは失礼します。
[1] “情報源符号化を用いた作曲家の特徴抽出”,山下 et al.,2005 - 電子情報通信学会総合大会
2009/07/28 (Tue.) Trackback() Comment(2) 日々のアイディア
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第21回?カス会
2009/07/28 (Tue.) Trackback() Comment(0) カス会など
2009
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13. 絶対適温空調
背景と目的 : 冷房の温度をついつい下げすぎて「さむー」となってしまうことがよくある。しかし、その都度温度を上げて、暑くなったらまた下げる…という操作を繰り返すのはめんどくさい。暖房の場合も然り。そこで、操作すること無しに適温を保つ空調システムを提案する。
実現方法 : 人間が「さむー」と思ったとき、筋肉は体温を上げようとして震えるはず。そのときの筋電位変化を表皮電極で検知、無線で飛ばして空調設定温度を下げる。暑くなってきたらまた別のパラメータを検知して温度を下げる。
考察 : 電極と無線、制御システム、すべて高コスト。電極をずっと肌に付けておく必要があり、抵抗感が強い。そして基本的に一人用。(←最もクリティカル)
2009/07/27 (Mon.) Trackback() Comment(0) 日々のアイディア
2009
07
27
プラス型合奏とマイナス型合奏
合奏練習の進め方には、大きく分けてプラス型合奏とマイナス型合奏の2通りがあると思う。マイナスと言ってもネガティブな意味ではない。
●プラス型合奏
曲に対して新たな解釈・表現を付加する。
利点:面白み・新鮮さが増し、創造的。演奏が深くなる。
欠点:決定権を持つ人たちにかかる負担が増す。提案と折衝が必要。
●マイナス型合奏
演奏上の悪いところを指摘・発見、除去する。
利点:演奏のクオリティが高まる。指揮者は楽。
欠点:奏者は退屈かつ大変。何度やっても効果が出ないときのフラストレーションは耐えがたいものがある。
どちらも必要。しかし状況に応じて選択する必要がある。マイナス型合奏ばかりに偏重しないよう(逃げないよう)気を付けなければならない。もちろん本番前はマイナス型合奏に明け暮れることとなるが。
指揮者の本質(腕の見せ所)はプラス型合奏にある。私はこれが苦手だった。苦手だったからこそ必要以上に大切だと思うのかもしれない。
しかし、たとえば高学年が少ないときにプラス型合奏をしても効果を観測するのは難しいかもしれない。そこはリソースに応じて上手く配分する。
偉そうな類型化だなあ。
2009/07/27 (Mon.) Trackback() Comment(0) マンドリン
2009
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12. ウニ型歩行機構
アイディア名 : ウニ型歩行機構
概要 : たくさんのパイプを球体表面に放射状に設置し、それぞれをリニアアクチュエータで独立制御。各パイプ群を一定のタイミングでに突き出し、転がるように歩く。ロバスト性が高い。
考察 : どうやらワシは
・何に使うのか分からないモノ
・何かの集合体(アレイやマトリクス)
が好きらしい。群ロボット工学をやっているとこうなる。もっと売れるものを考えよう。
2009/07/26 (Sun.) Trackback() Comment(0) 日々のアイディア
2009
07
26
本日のカリィ ~激アツ~
どうも、abeです。今日は雨がひどくて参りました。
最近体力が持たなくなってきました。蒸し暑さのせいもあるんですが、年齢や日ごろの運動不足も大いに関係していると思います。とにかくしんどい。たまに耐えがたいほどの倦怠感に襲われる。走り込みでもしようか。
本日のカリィは豚肉、ほうれん草、きのこ、夏野菜のカリィでした。あまり辛く(からく)なかった。
2009/07/26 (Sun.) Trackback() Comment(0) カレー
2009
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11. 粘菌を利用した微細構造の形成
アイディア名 : 粘菌を利用した微細構造の形成
概要 : タイトルの通り。粘菌の成長を上手い具合にコントロールして、所望の微細構造を形成させる。いろいろ使えそうな気はするぞ。
考察 : そんなものどうやってコントロールするのだ。
2009/07/25 (Sat.) Trackback() Comment(0) 日々のアイディア
2009
07
24
いま学生マンドリンオーケストラに求められているのは“モチベーション・リーダー”
近年、学生マンドリン合奏人口は減少の一途をたどっている。これには文化・価値観の多様化に因るところも大きいが、やはり学生が様々な要因から、サークル活動に時間とエネルギーを割けなくなっていることが大きな要因であると見る。
そこで重要となるのがリーダーの存在であるが、単なるプロジェクトリーダーやオピニオンリーダーではなく、サークル全体のモチベーションを牽引するモチベーション・リーダーの重要性を主張したい。
サークル活動は任意の活動であり、言ってしまえば、辞めたいならいつでも辞められるものである。また、活動を通して得られる利益は保証されておらず、にもかかわらずコスト―金・時間・労力は馬鹿にならない。したがって、個々人がサークルに投じるコストは、各々のモチベーションに懸っている。
では個々人はどうやって己のモチベーションを管理するか? それは、周りを見て決める。ほとんどの学生はそうである。あの人があんなに頑張っている、だから僕も私も頑張ろう。そういうことである。一般に、モチベーションは次の世代に引き継がれていくが、n代目のモチベーションの強さをMnとすると、Mn+1 ≦ Mnが成り立つ。すなはち、ある世代が前の世代以上のモチベーションを持つことは稀であり、だからこそ上位学年は高いモチベーションを維持して後の世代に“背中を見せ”なければならないのである。
そして、学年全体・サークル全体のモチベーションをリードするのがモチベーション・リーダーである。モチベーション・リーダーの役割は、とにかくやる気満々であること。そして、サークル活動の魅力・それにのめり込むことのメリットを力説できなければならない。これには、高度な自己犠牲奉仕精神とコミュニケーション能力が求められる。あなたにはそれができますか?
マンドリンに限ったことじゃないですねww
2009/07/24 (Fri.) Trackback() Comment(0) マンドリン