結果: 昔からあるらしい
植物の生長と振動の関係については、古くはダーウィンが報告した事例もあるくらい昔から知られているが、接触刺激と生長について詳しい研究が行われたのはごく最近のこと、と1975年の論文にありました。(書いてる途中で消えたのでソースはわからなくなった)「ユリの茎長調節にオートマチックな接触装置が実用化されている」との記述もあり、普通に昔からあるみたいですね。あまり産業応用されているイメージが無かったのですが、一般人が知らないだけかもしれません。
背景と目的 : 近年、ロボット制御の自由度は増加している。多数のアクチュエータの位置や速度、力などのパラメータを高精度・高時間分解能で制御するには、贅沢な計算・通信リソースが必要となる。そこで、“制御データの圧縮”という概念を提案する。
内容 : 要求される精度に応じて制御データを重みづけ・圧縮し、リソース消費の低減を図る。
考察 : 要求精度の見極めや、誤差伝播の把握が課題となりそうである。下手したら暴走も起こりかねない。
結果: 近いものはある
通信回線を介したロボットの遠隔操作におけるタスク規範型データ伝送手法 (1999)
Abst引用:
操作機器と遠隔ロボット間の効率的なデータ伝送方法として、通信ネットワークを介したタスクベースのデータ交換を提案。タスクベースのデータ交換では、ロボットが行うタスクの内容や状況に応じて、より重要な情報を優先的に送信する(例えば、送信データの内容を変更する)。(中略)容量制限のある通信ネットワークを有効に利用し、バイラテラルサーボ制御によるリアルタイムでの高操作性を実現した。
というわけでまぁ圧縮ではないけど制御データの優先度付けという観点では近いアイディアでしょう。難しそうなのでよく読んでないけど
圧縮に言及したもの (2010) もあった。
背景と目的 : 電気回路における電気の流れは、水の流れにたとえられる。電圧は水圧、電流は水流、電気抵抗は管の抵抗、容量はタンク……などのアナロジーが成り立つ。そこで、電力増幅器を流体システムに置き換えられないかという発想に基づき、水力増幅器を提案する。
内容 : 電力増幅器における電気エネルギーは、水力増幅器における位置エネルギーと等価である。水圧の微小な変化に反応するバブルを用いて、高い位置にある水から、信号に応じた量のエネルギーを取り出す。水圧の微小な変化に反応するバブルをどう実現するのかは考えていない。
考察 : 使い道が思いつかない。周波数特性がものすごく低域に偏ってそうである。
これはそもそも何なんだという感じですが、水で動くアナログコンピュータ「
MONIAC」とか水で動くロジック回路とかに影響されているものです。で、実際水力増幅器というのは実現できるのか?って感じですが、これは
流体素子として古くから考えられているものでしょう。ただまぁ純粋に水圧か水流のアナログ的な増幅ができるかものがあるかは微妙。興味がある人は調べてみてください!(丸投げ)
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