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2024/04/16 (Tue.)

2013
11
06

こんな国に行った③ 東アジア編

さて早くもネタ切れの本シリーズ、今回は東アジア編ということで中国、韓国、台湾です。


台湾・新竹市内

・中国 去年秋に2泊3日の旅行で上海・蘇州、今年夏に仕事で1週間ほど蘇州支社へ。
秋に行くと過ごしやすくて良いが、夏は地獄。夏の蘇州はコンクリートとアスファルトに覆われているためか、夜も気温が下がらない・・・

物価はもちろん安いが、それよりも交通料金の安さに目を見張る。タクシーは初乗り180円、バスは一律60円以下、新幹線すら90kmで520円など。やっぱサービスに対して金を払うっていう概念がまだあんまり浸透してないのか。まぁ観光客向けサービスは世界価格に収斂してるけど。

中国人は基本的に他人には一切興味ない感じだが、意外と親切だったり空気読んでくれる場合もある。写真撮ってたらカメラの前を横切るの待ってくれたり、新幹線(指定席)で席交換を申し出てくれたりと、優しい人もいた。あと漢字で筆談はわりと通じる。

中国で遭遇した危険 :
①地下鉄に駆け込み乗車したらホーム扉と車両扉に挟まれ、本当に死ぬかと思った
②道の脇にいたら音もなく電動スクーターがガンガンやってきて10秒に1回轢かれそうになる
③バスが自転車を轢きそうになって急停車
ようするに交通関係は全部ヤバい。一方、スリ・強盗・押し売り・反日暴徒の類には一切遭わず。去年秋当時は反日デモ最盛期で日系企業が焼き討ちされてたりした頃だが、そういうのも見なかった。食べ物も屋台とかで食べたけど特に問題なし。6個5元のプチ肉まんは死ぬほど旨かった!
よくヤバいと言われるトイレ事情については、都市部だったためかショッキングなトイレには出会わなかった。残念。まぁ「手紙」は無いのがデフォルトだったが。ちなみに有料トイレは見かけず。
特にもう1回行きたいとは思わんけどまた行くことはあるであろう。北の方に行ってみたい。

上海駅。すでにカオス感が漂う

上海の夜。大都会である

 
蘇州の路地裏


北寺塔から見下ろす蘇州市街

妙に旨かったプチ肉まん

山塘街



・韓国
去年仕事で4回も行った。大田(テジョン)広域市郊外の客先にばかり・・・が、1回だけ運良くソウル観光もできた。そろそろまた行くかも。
第一印象としては、日本と変わらん!であった。車が右側通行なのと文字がハングルなのを除けば、都会も田舎も日本と見紛うほどである。気候もほぼ同じ。ちなみに漢字筆談はあまり通じないと思う。英語は日本と同レベルに通じなかったが、エリート層も含めた平均レベルは日本より高いかも。
人の雰囲気も日本人と差がなく、存外に愛想が良い。特におばちゃんは親切な人が多く、高速のSAであんまんらしきものを買うときなど、言葉が通じないと分かると身振り手振りでにこやかに価格を説明してくれた。また、各国の例に漏れずおっさんも親切である。滞在先の近くの焼肉屋の店主のおっさんは奇遇にも下の名前(アンブ -안부?さん)の漢字が私の苗字と同じ字だったらしく、おおおー!と固い握手を交わしたりした。
食べ物も辛いものは多いが日本食と大幅に違うことはなく、米もジャポニカ米で食べやすい。肉料理文化が発達していて、焼き肉やらカルビタンやら激辛チキンやら、とにかく出張中は食べ物が楽しみであった。ビールもライトで飲みやすい。真夏の暑い日の仕事終わり、凍りつかんばかりにキンキンに冷えたCASSビールを呷りながら食べた骨付きカルビは忘れられぬ思い出である。物価も安くてありがたい。単品注文で飲み食いまくって1人1,500円ぐらいだったりする。コンビニでも日本の2/3程度。(ただし去年後半レート)
我々日本人にとってはどうしても反日隣国としての一面ばかりが目立ってしまうが、実際現地で反日感情をぶつけられたことなど一度もない(当たり前といえば当たり前だが)。深い付き合いをすればそういう厄介な面も見えてくるのかもしれないが、彼らもまた同じアジア人である。客先のシステム立ち上げ当日、客先課長が音頭をとり、客先オペレータと弊社エンジニアが一丸となって「エイ!エイ!オー!」の掛け声をしたとき、我々の間に垣根は無い!と熱いものを勝手に感じる自分がいた。

海鮮ビビンバとhiteビール。うまかった
日本ではあまり見かけないバドワイザロング缶と日本でもお馴染みのきのこの山

ソウル。大都会である


怪しいブランド品とかいろいろ売ってる市場

徳寿宮の大漢門。正直、目ぼしい観光地は少ない
仏教の宗派的には禅宗寄りなんだっけか



・台湾
前から行きたくて、今年の盆休みにようやく行ってきた。4泊5日で桃園→新竹→日月潭→台中→台北といろいろ回った。
とにかくすべての人が親切。旅行中、何度助けてもらったか分からない。困っている様子を見ると、老若男女問わず積極的に助けてくれる。台中駅の券売機前で悩んでいたら、小学生中学年ぐらいの男の子までもが手を貸そうとしてくれた。日本語を喋れる人もたまにいて、ホテルの食堂で「塩がほしい」というのが伝わらずに困っていると、一般人の女性が通訳してくれた。この他にも枚挙にいとまがない。
このとき私が回ったのは都市部と観光地ぐらいだが、皆一様にゆとりがある、礼節、教育、豊かさが程よく行き届いている感じを受けた。また、英語がそれなりに通じるし、漢字筆談はもちろんかなり通じるので、意思疎通にはほぼ不自由しなかった。
食べ物に関しては、小吃(シャオツィー)と呼ばれる屋台B級グルメ文化が発達している。日本人の味覚に合うものもたくさんあるが、八角(中華系の香辛料)を使ったものが多いので好みが分かれる。苦手な人には結構厳しい。有名な珍味「臭豆腐」にはついに手を出せなかった。ゲ□のにおいなんだもん・・・
新竹のデパ地下では、日本にもある有名小籠包チェーン・鼎泰豊(ディンタイフォン)で小籠包を死ぬほど食べた。このときは日本で知り合った台湾人の友人(とその彼氏殿)にごちそうになり、その後「夜市」(週3ぐらいで開かれている縁日)も一緒に回ってもらった。日本の縁日そのものであった。
その他、たいていの駅にSUSHI-TAKEOUTというチェーンが入っており、1貫10元(約30円)から寿司をバラ売りしている。もちろん醤油とわさびも付けてくれる。これが小腹がすいた時などに電車内で食べるとたまらなく旨い。蒸し暑いので食中毒が怖いが、幸い大丈夫だった。これは本当にぜひ日本でもやってほしいぐらいである。
と、食べ物の話ばかりになってしまったが、高速鉄道とバスがよく出ているので観光地へのアクセスも便利である。他国に比べるとあまり目立った大規模な観光地は少ないが、日月潭(リーユエタン)などは安近短・風光明媚で非常に良かった。朝方に自転車を借りて湖周回コースを走ると本当に爽やかで、心が洗われる想いであった。ちなみにかの鈴木静一先生は日月潭の歌というマンドリン合奏曲を残している。
長くなったが台湾、本当に大好きな隣国だ。ぜひまた行きたい。何回でも行きたい。ありがとう台湾、あなたがたは永遠に我々の大切な友達です!!

魯肉飯と台灣啤酒@大衆食堂。骨片がガリガリして食べにくかったが安い旨い
街中で普通に日本語を見かける。
中でも「の」は「的」とまったく同じ意味なので的の代わりによく使われている

みんな大好きSUSHI TAKE-OUT

鼎泰豊の小籠包

新竹市の城隍廟。伝統的な建築は中華文化圏なのでハデハデ系


夜市。すごい熱気と活気。スリに注意

日月潭の幻想的な朝

反中共キャンペーンを大々的にやってた。興味なさそうに素通りする人がほとんど

三教(儒教、仏教、道教)のひとつ、道教の社
日本でいう神道のようなポジションなのかも

台中駅。日本統治時代に建てられた駅舎を今でも使ってくれている



というわけであっという間にネタ切れのこんな国に行ったシリーズでした。
今度はどんな国に行けるのか・・・北欧とかロシアとか寒い国に行ってみたいです!
誰か一緒に行こうぜ!!
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2013/11/06 (Wed.) Comment(0) 遥かなる

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